企業倫理認証マーク制度
企倫マーク制度とは
企業倫理認証マーク制度(通称:企倫マーク制度)は、企業(申請事業者)の
1.反社会的勢力の排除に関する法令・指針等に適合した適切な体制
2.健全な労使関係を構築、維持、改善するための一定水準以上の適切な体制
の整備状況を第三者機関が公正に審査し、一定の基準を満たしている場合にその証明として「企倫マーク」が付与される制度です。
「企業倫理に反する行為」とは、どのようなものがあるのでしょうか。
以前は反社会的勢力(暴力団系やそのフロント企業等)との関係を持ち、違法な営業行為を繰り返すことなどを指しました。しかし近年では、従業員(パート・アルバイト含む)対する過度な営業ノルマや長時間労働、サービス残業、「セクハラ」「パワハラ」等により精神的苦痛、賃金の経常的な未払い等々が挙げられ、企業の倫理はより広い範囲にわたって問われるようになっています。

企倫マーク制度の目的
◆企業自体の経営リスクをヘッジする事。
認証マークの審査を通じて、自らの経営を律する
◆当該企業の全てのステークホルダーの「安心」に寄与する事。
雇用促進の一翼を担う
◆健全なる日本国内の事業活動に貢献する事。
危機管理のグローバルスタンダードを目指す
Ⅰ どなたでもご申請いただくことができます。
企倫マーク付与審査の申請は、欠格事項等に該当しない「日本国内に活動の拠点を置く事業者」であれば、企業の規模、業種にかかわらず原則的にどなたでもご申請いただくことができます。
Ⅱ 良質な事業者にのみ企倫マークを付与します。
消費者や求職者等、事業者を取り巻くすべてのステークホルダーが貴社を安心して選択できるよう、(1)反社会的勢力排除に関する体制整備状況、及び(2)労使関係の健全なる体制整備状況が一定水準以上である、良質な事業者に対して企倫マークが付与されます。
なお、企倫マークの使用許諾期間は「2年間」となります。
Ⅲ 厳格な付与審査を実施しています。
倫理性・安全性等の様々な角度からヒアリング・書面審査・現地調査を行った後、統括管理機関の登録審査員が企倫マーク付与の適格性について審査のうえ、最終的に企業倫理認証マーク付与機関である一般財団法人企業危機管理支援機構が付与します。
企倫マークを取得すると
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HPや各種契約書、名刺などに『企倫マーク』を掲示する事で信用力UPが期待できます。
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中堅・中小企業の採用に有効。第三者認証を受けることにより、求職者が安心して応募できます。
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企業の健全性を審査するため、取引先においての安心を得られます。
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企倫マーク取得により、社員の自社へのブランド意識が芽生え、仕事に対するモチベーションアップがはかれます。
企倫マークを取得するには
まずは、企倫マーク制度専用ダイヤルへご連絡のうえ、お気軽にご相談ください。
事務局一同、皆様からのご連絡をお待ちしております。